戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

できない学生

最近、教育現場のようなところにて仕事をさせてもらっています。お給料はともかくとして、学生の視点と大人の視点の両方が見えるのがとても面白いです。色んな人が沢山いる環境に身を置くと、人の色々な「いい動き」を見て吸収できるのもいいですね。やっぱ…

メダカとインタラクティブ

私は今、メダカを飼っています。とても可愛い奴らです。餌をあげると狂ったように食いつきますし、そうやって元気な食いっぷりや泳ぎっぷりを眺めるだけで、なんだかこちらも元気になってきます。しかし、当たり前ですが私とメダカ、ここにコミュニケーショ…

カルチャーとサブカルチャー

サブカルチャーって「サブ」ってついているからカルチャーの下位互換だったり、もう一つの小さいカルチャーみたいに思ってしまうけれど、それは少し違う気がする。たとえ、今のカルチャーとされているものが撤退したとしても、サブカルチャーはカルチャーの…

瞬間の判断

今の時代、スマホで調べれば大抵のことがわかる。そうなるともはや勉強は無意味となるのでしょうか。いや、しかし、知識がなければ「どのように検索すればいいのか」とか、検索したところでそこで出てきた情報をうまく処理できなかったり、掲載されている情…

「布教」と遊び

「布教」、それは自分が好きなもの、ハマっているものを他者に話したりして勧めること。割とオタク的な界隈でよく聞く言葉ですが、なぜ「布教」という言葉が使われているのでしょうか。それは、いいものを見つけたから友人にも教えるといった「伝達」が目的…

「対立」と遊び

「きのこの山」と「たけのこの里」の論争がある。「きのこの山」が美味しいのか、「たけのこの里」が美味しいのか。 そんなのどっちも美味しいでいいじゃないか。そう声を上げれば、平和的な真っ当な意見を言った気になるが、それは全くのお門違いであろう。…

「ワイヤレスイヤホン」と「有線イヤホン」

もう結構前になりますが、ワイヤレスイヤホンなるものを買いました。ただ、あんまり高いのを買うのも気がひけるので安物にしたのですが、ワイヤレスイヤホン起動音のようなものが若干ノイズとして聞こえてくるので、それがちょっと残念です。ノイズと言って…

「夢」と「目標」

「夢」と「目標」の違いはなんだろうか。ちゃんとした違いがあるのかも知れませんが、とりあえず自分なりに考えてみる。どちらかというと「夢」は目標よりずっと遠くて大きいような気がする。「夢がある話だなぁ」と言えても、「目標のある話だなぁ」とは言…

スケジュール帳の落とし穴

物事を進める時、そのスケジュールを立てるのはとても大切なことである。そんなことわかってはいるのだけど、どうも苦手です。これはいけないと、最近では手帳を買って、色々と日々の記録や先について書いて考えたりして、多少マシにはなりましたが。しかし…

言葉と刃

「言葉は刃物なんだ」なんて言われている。とてもよくわかる。私も実際、色々な人たちの何気ない一言に傷つき、悲しさや、腹立たしさ、もどかしさ、悔しさ、色々な感情がぐちゃぐちゃになってきた。しかし、だからと言って「言葉は刃物なんだ」とスカして言…

「インタラクティブ」と遊び

インタラクティブ、いわゆる相互作用、片方からではなくお互いがやり取りし影響し合うこと。遊びにおける、本質、根本原理、最重要事項だろうか。コミュニケーションという言葉がある。これもインタラクティブと似ているが、伝達や意思疎通の意味合いが強い…

「即興」と遊び

「なんか暇かも」と思った時に、友人から「今から遊ばね?」という連絡がくる。それは、前々から遊びの予定を入れていた時より、なんだかずっと嬉しい。もちろん、忙しい時に「今から遊ばね?」なんてきても少し腹立ってしまうくらいだし、忙しいのなら予定…

「欠陥」と遊び

欠陥がある方がリアリティがある。 作り手としては、そういう欠陥部分というのは嫌ほどわかっちゃうし、だからこそ完璧を求めてしまいがちなんですけど、それを見る側というのは対して気にしていません。 それどころか、欠陥がある方が好まれる場合もありま…

「A4サイズに書き込む」と「A5サイズに書き込む」

なんか考える時とか、考えをまとめたいときによくA4コピー用紙を使うのですが、時々そのA4コピー用紙の「A4」というサイズに腹が立ってくる時があります。 以前、コピー用紙のあの「眩しく感じるほどの真っ白さ」が書き込む上で辛くなってしまうみたいなこと…

考えて切ってしまったら、つまらない。

なにか小難しいことを考えることや、それについて話すことは好きです。しかし、「ものをつくる」時にそういった行為はあまりしたくありません。なんだったら、それがクリエイティブの邪魔になってしまう時すらあります。 こういったクリエイティブを前に、議…

「自己顕示」と「カムフラージュ」

どこかの本で、生き物の防衛手段は「カムフラージュ」と「自己顕示」の2つであると書かれていたことが心の残っています。なんの本だったかは忘れましたけど。 「カムフラージュ」は、環境に溶け込み、敵から見つからないようにする作戦。 「自己顕示」は、…

「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」という遊び

コンピューターゲームは好きだけど、かの有名なゼルダシリーズはあまりやってきませんでした。 タイミングが合わなかったのもありますが、実はあんまり手を伸ばすほどやりたいとも思わなかったし、せっかくだしと何個かやってみたものの、あんまり長続きしま…

「あわよくば」の落とし穴

「あわよくば」を狙ってみる。 それは、とても賢いやり方と言えるでしょう。 あわよくば、盛り上がって人気が出る。 あわよくば、バレずに難を逃れられる。 そうやって、一つの希望を残しておくことで、悪い確率を下げて、良い確率を上げられる。 「あわよく…

「縛りプレイ」と遊び

面白くてたまらないゲームは、時間が流れてしまうことに怒りを覚えるほど夢中に遊んでしまう。 なんなら、そのゲームをしていない時も、頭の中はそのゲームのことを考えている。 こういう風に夢中になってしまっているのは、依存とか、そういう単調な現象で…

「ガチャガチャ」と遊び

スーパーでアルバイトをしていた時期がある。 そのスーパーにはレジの先にガチャガチャがあった。 その配置は見事なもので、親が会計をしている間に、暇になった子供が吸い寄せられるようにガチャガチャへ向かい、駄々をこね始める現場を何度とも見てきた。…

「クソゲー」と遊び

「人生はクソゲーだ」という言葉がある。 本当に人生がクソなのか、そうではないのか、それはよくわかりません。 しかし、人生をクソゲーとして置くと楽ではあると思う。 逆に、人生が神ゲーだったとすると、文句が言えなくなってしまう。 何か嫌なことがあ…

「3匹のポケモン」と遊び

ポケットモンスター というゲームでは、最初に3匹のポケモンの中から1匹を選ばさせられます。 物語における一番最初の相棒ですから、やっぱりこだわりたいものです。 なにより、選ばなかった2匹は、基本的にその後のプレイでは入手が難しくなるので、より…

「拡張」と遊び

映画館の仕事で館内にアナウンスをしなくてはならない時がある。 このアナウンスというのが、結構楽しい、というか気持ちがいい。 普段会話とかで喋ることを意識することなんてないのに、こうしてアナウンスで聞こえやすくハキハキと喋ろうとすると、急にイ…

「いい理由」を持つ

当たり前なんですが、物事なんでも理由がないと動けないものです。 私たちがご飯を食べるのも、トイレに行くのも、遊びたいのも、理由があるんです。 だから、生きていることにも、自分の存在価値にも理由を欲してしまうのでしょうか。 そう、逆に言えば「理…

「自分と他人」と遊び

サッカーにおいて、そのフィールドの中で駆け回っている自分というのは紛れもなく「自分」だ。 そして、その周りの他プレイヤーは「他人」であろう。 しかし、自分のチームメンバーというのは、「他人」であるが「自分」でもある。 自分のチームがゴールを入…

「同じ」と遊び

昔、ドラマの登場人物がスパッと首を刃物で切るシーンを観たとき、観ている自分の首筋がヒヤリと感じて、つい手で抑えてしまった。 自分の首筋を切るなんて、例えどんなに追い込まれた状況であれ、それをやってのける度胸はできそうもない。 いや、しない方…

「リセット」と遊び

もしも、子供時代に戻れるとしたら、もう少しちゃんと勉強したかったな。 部活も、変に堅苦しくやってたけど、もう少し気楽に楽しめたんじゃないかな。 しかし、いくら考えても子供時代には戻ることはできない。 けれど、遊びの中でなら、いつもで最初からに…

「わかる」「わからない」と遊び

遊びというのは最後の最後まで結末がわかってはいけない。 対戦ものの遊びにおいても、途中では結果がはっきり見えないようになっていたり、負けそうになっている側が有利になる要素や、一発逆転の何かがあるようになっている。 それは、そうしないと負けて…

「先が見える」と遊び

先が見えるということ。 例えば、山を登っているとして、息を切らしながらバッと顔を上げると目的地の山頂が見える。 それは、30分前よりも近く見えたかもしれないし、まだまだ先が長いことに絶望するかもしれない。 先が見えたことでどんなことを思うかはわ…

「ピクミン4」と、遊びの戒め

先日、私のお気に入りのゲームである「ピクミン」の新作発表がついにされました。 驚きました。 ずーっと「こないかな、こないかな」と待ち望んでは、音沙汰がなく悲しみに暮れ続けた日々。 えらく長く感じてましたが、調べてみると前作が発売されてから約9…