戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

階段と遊び

 

最近、運動不足なのもあって、エスカレーターがあろうとも、階段を使います。

いや、健康という意味だけでなく、実は結構、階段でのぼるの好きなのかもしれない。

私、待つのが嫌いなんです。

エスカレーターとか、立っている時なんか暇じゃないですか。
別に暇は嫌いじゃないんですけど、なんだろう、ちょっともどかしさがある。

エレベーターとか、エレベーター待っている時間とかもどかしいです。

全然こない時あって、もう階段で行った方が早かったんじゃないかと思う時も多々ある。

 

階段は疲れるとか言われるけど、それ以上にあの階段をのぼるときの足にグワッと体重が乗っかる感じが結構好きだ。

普段歩いているだけでは、なかなか味わえない感覚だ。

 

似たような意味で、何か重いものを持たされるのも実は結構好き。

皆んな嫌そうな声をあげているけど、その中で実はちょっとワクワクしている自分がいます。


でも、こんなこと言ってますけど、あんまり筋トレとかは好きじゃないんですよね。

なんでしょうね、ポケモンみたいに草むらでエンカウントするような、意図的でなく目の前に現れる感じがいいのでしょうか?

筋トレだと「筋肉をつける」といった目標の元行いますが、そういうのではなく、無目的のような、または別の目的を目指している中で起きるランダム的なイベントの中の行為だからこそいいのでしょうか。

よくわかりません。

 

まあ、いいです。

階段に関しては、「のぼりやすい階段」より、むしろ「のぼりにくい階段」の方がいいですね。

「これ、年寄りの方には危なすぎるのでは?」と言いたくなるくらい、急な勾配の階段とかいいですよね。

まさしく「のぼっている感」がありますし、身体が何か野生を取り戻すかのように、グッグッと力が入り、そこからエネルギーが湧き上がるような気さえ感じます。

 

あー、そういう意味では「坂」もいいですよね。

坂は階段とは違った「のぼっている感覚」があります。

足の裏で摩擦を感じるような。

斜めになっていますから、普段意識していないバランス感を整えるような感覚もある気がします。

 

あと、逆にめっちゃ段差の低い階段、あれもいいですよね。

なんでしょうね、逆にカクンと拍子抜けるというか、階段と平坦な道路の間くらいの歩き方になってしまって、気持ち悪いんですよね。

人間に合ってない形、それはそれで面白い。
逆に人間らしさを取り戻せる。

 

最近だと、寝るか、立つか、歩くか、座るかくらいしか動きしかしていませんが、なんかもっと変な体の動かし方とか、変な状況になってもいいのかもしれない。