戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

もし、蚊の羽音がヘリコプターだったら

 

7月にもなり、もう立派な夏ですね。

夏となると厄介なアイツが現れますね。

そう、蚊です。

今のところ私の周りではあまり見かけないのですが、油断したくないものです。

 

私はあまり無闇に生き物とか、例えそれが気持ち悪い虫でも殺生したくないタイプなんですが、蚊だけはどうも許せませんね。

血を吸うのはまだ許してあげましょう。

なんで、あんなにも痒くなるのでしょうか。

話によると、蚊が血を吸う時に、その血が固まらないようにするための唾液のせいで痒くなるとか。

その唾液が痒くならないものが開発されたら、もう少し蚊と仲良くなれるのでしょうか。

 

いや、しかし、それと同じくらい彼の羽音も不愉快です。

お前らステルスで血を吸いに来ているのに、なんであんなにも人が察知できてしまう羽音をしているのだろうか。

もっと静かに跳べる技術を会得するだけで、一気に吸血成功率阿賀るのではないだろうか。

いや、きっとあの音じゃないといけない理由があるんだろうな…、知らんけど。

それにしても、あの小さな体で、どうやったらあんな音が出せるのか。

逆にすごいな。

 

でも、あの羽音って本当に蚊に似合っているなとも思う。

いかにも軽そうで、フワフワ漂いながら私たちを狙っている、そんな小憎たらしい音。

あの羽音がもっと可愛らしい、例えば「ポポポポポ」みたいな音だったら…いや逆に腹立つか。

 

逆にもう可愛いとかじゃなくて、かっこいい羽音にしてみたらどうか。

例えばヘリコプターみたいな。

そしたら、蚊が現れた時に「…バラバラバラ」と緊迫した空気感を演出し、蚊との戦闘がほんの少し楽しくなるかもしれない。

そんなヘリコプターの羽音の蚊が一気にたくさん現れたら、絶望感すごそう。

なんでしょう、ちょっと体験してみたいですね。

 

そんなよくわからない妄想をするのも、意外と楽しいものだなと。

蚊とは関係ないけど、サラリーマンが履いているような革靴の足音を、小さなお子様が履く歩くたびに「プピィ!」と音が鳴る靴、あれに変えたらなんか面白そうですよね。

だからなんだって言われると困りますけど。