相談しないとき、相談するとき
悩んでいたり、不安になったり、寂しくなったり、わからなくなったりして、誰かに相談したくなる。
そんな時こそ、個人的には相談してはいけないと思っています。
一概には言えないけど。
相談すると、どうであれ、なにかしら安心します。
何かやれたような、進んだような感覚を得られます。
しかし、実際のところ、何も変わっていないどころか、本質に誤魔化しが入ってしまって余計にわからない方へ行っている時もあります。
ちゃんと進めたいなら、「わからない」をわからないでとりあえず許さなければ。
その上で、「わかる部分」を見出すことが大切です。
大抵、自分がネガティブに陥っている時は、自分自身が傲慢になっている時です。
素直に「あ、無理ですね」と敗北を認めて、「じゃあ、なんならやれそうか」と、事故解決できる範囲に絞る。
相談というのは、自分の中で「わかっている範囲」というのをもっている上で、それを他者の客観的な視点を取り入れることで、広げたり、逆に縮めたりするのがベストなように思います。
まあ、そう簡単な話じゃないのですが…。
逆に、最後の最後まで自分のことを自分だけでやろうとするのもよろしくない。
出されたクイズに対して、どれだけ論理的に考え、完璧な答えを用意したとしても、そのクイズに対する答えを誰かに発表してもらわない限り、「かもしれない」からは脱却できないのです。
最後の仕上げは他者にしてもらう。
それは自分自身ではできないことだったりします。
自分には自分にしかできないことがあり、他者には他者しかできないことがある。
そこを抑えていると、ソロ活動でも、チーム活動でも、気持ちよく動けるような気がします。