まだまだ現金派
私はまだ全然現金派です。
友人の中には、電子が使えなかった時の予備でしか現金を持っていない人もいます。
他の国では日本より電子マネー化が進んでいるのもよく聞きます。
おそらく私がいまだに現金なのはあまり買い物をしないからでしょう。
たくさん買い物する人にとってはいちいち現金で管理するより、電子の方が楽なんじゃないでしょうか。
単純に現金で慣れているのに、電子に変えるのが面倒というのもありますが、やはりお金というのを物体的に持っておきたいというのがあると思います。
例えば、最近流行のサブスク、あれも苦手です。
よく利用するものにおいては便利なのかもしれませんが、自分が何にどれくらい払っているのか、よくわからなくなるのが結構ストレスです。
食べ放題みたいに、せっかく払うなら元取らないと!となると、いっぱい食べることに必死になってご飯そのものを味わえなくなる、みたいな。
ゲームソフトに関しても、最近ではダウンロード版という、物体を買わなくてもよくなりましたが、ゲームという電子の存在であるからこそ、唯一物体的であるソフトで買いたいというのがあります。
物理的に「お金を払う」という行為が好きなのかもしれません。
自分が買おうと決めたものに、これだけのお金を払うというのを実感したい。
それによって、自分の財布が薄く、軽くなっているのを実感したい。
「購入した」というのを実感したい。
それって不便と言われるかもしれませんが、目で見なくても感覚で把握できるってすごい楽なんですよね。
見える化、見える化なんて豪語されてますけど、いくら見えるようになっても視点というのはひとつしかないですし。
電子化されればされるほど、どうも脳ミソに負担が掛かるようでならないのは気のせいでしょうか?
脳ミソは大事なことを考えることに使いたいので、むしろ物体として外に出して脳ミソの余白を作りたいんですよねー。