戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

カルチャーとサブカルチャー

 

サブカルチャーって「サブ」ってついているからカルチャーの下位互換だったり、もう一つの小さいカルチャーみたいに思ってしまうけれど、それは少し違う気がする。
たとえ、今のカルチャーとされているものが撤退したとしても、サブカルチャーはカルチャーの立ち位置に来ることはないでしょう。
カルチャーとサブカルチャーというのは同じカルチャーでも、もはや対立的な立ち位置にあると思う。
カルチャーはなにか人の生に近い距離感だったり、身の回りの環境なんかに密接に関わってくるけど、サブカルチャーは間違っているかもしれないけど、そういったカルチャーに対する反骨心に近いものがある気がします。
カルチャーがもってしまっているデメリットを無視するために、逆の立ち位置からスタートし、築き上げていくのがサブカルチャーと言えばいいでしょうか。
だからどうも、人の生活とか環境とかには混じりきれないけど、それが目的でないから問題ないはずなのです。
カルチャーにおいての最優先事項が、サブカルチャーではおざなりにできのです。

サブカルチャーが大きくなっていくことはいいけれど、サブカルチャーをカルチャーの立ち位置にもっていくのは、たぶん違う。
ここら辺ちゃんと理解して線引きしないと、カルチャーもサブカルチャーもきちんと成長していかない気がします。