戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

取れ高

 

些細なことなのですが、テレビとか、動画とかに出演している人が盛り上がった時に「取れ高バッチリ!」みたいなことを言う時がときたまありますけど、あれがあんまり好きじゃないんですよね。

他にも「取れ高がないよ〜」とか、そういうセリフもありますけど、やっぱりちょっと嫌ですね。

出演者としては当然のセリフです。

なにも考えず出演しているわけではないので、一心不乱にがんばっている姿を見せながら、心の中で「あ、今のいい感じ」とか、「これは盛り上がらないぞ〜」とか、絶対に考えているわけです。

考えながら、どうにか番組とかを良いものにするようにしたり、自分が良く見えるようにがんばるわけです。

ですが、私としては純粋にその1つの番組として観たいというのがあって、その時に「取れ高」というセリフを聞くと作り物感が出ちゃうというか、急にスッと素に戻っちゃう感じがあるんですよね。

演出が演出っぽくなってしまうというか、こういう表現はどうかと思うけどちょっと下品に感じてしまうというか。

別に悪いって話でもなくて、ちょっと気になる程度のことなのですが、人によってそういう小さな嫌さって色々あるわけで、それがあることも別に悪いことではないはずです。

むしろ、そういう小さな話を聞いてみたいものです。
私としては何事も露骨な演出を嫌うところがあります。

演出って、いかにナチュラルに仕上げるかだよなぁ…。