遊びの興醒め 「モンハン」はひとりでゆっくりやりたいんです。
「モンスターハンター」というモンスターを狩る有名なゲーム、あのゲームをちょこちょこやっています。
「モンスターハンター」は1回のプレイがそこそこボリューミーなので、ガッツリはまってしまうとゴッソリ時間が解けてしまいます。
ゆえに、1人細々とやっております。
「モンハン」はみんなで狩りができるのが一つの醍醐味ですが、私は前々からずーっと1人で遊んでいます。
一緒に遊べるような間柄の人がいないという悲しい理由もありますが、私は1人でじんわり狩りを嗜むのがやっぱり好きというのもあります。
複数人で狩りをするとわちゃわちゃお祭りみたいになって楽しいのは間違いないのですが、なかなかお互いの力差を合わせることが難しいんですよね。
別に、力差があっても狩りを楽しむことはできるのですが、うんと強い人と一緒にやるとちょっと辛いのです。
うんと強い人がいると、モンスターを爆速で狩ることができるのですが、そうすると今まで1人で地道に狩っていた時間、その地道さを楽しんでいた時間がフッと興が醒めてしまったんです。
あれだけ楽しんでいた狩りの時間が、一瞬で苦痛に変わってしまうのです。
まるで着ぐるみの中の人を見せられたような。
私の「モンハン」が好きなところは、怖かったり、カッコよかったり、奇妙だったり、そういった魅力的なモンスターを「狩る」ということで戯れることです。
そこで狩っている時は、そのプログラムで動いているキャラクターを、一匹のモンスターとして扱いたいのです。
なので、そこに過度な効率とか、強すぎる味方とかは、その築き上げてきた「自分のモンハンの世界」を壊してしまう時があります。
私が一時期「モンハン」がつまらなくなってしまった時は、「あ、これゲームなんだな」と実感してしまった時でした。
特に最近のご時世だと動画サイトやSNSでゲームの攻略情報や詳細、巧みなプレイが簡単に見れてしまいます。
それは面白いことなのですが、時に見えすぎるがあまり、ゲームが台無しになってしまう時があります。
タネがバレているマジックほど面白くないものはありません。
ここら辺、うまくバランスをとっていきたいものです。