「 無人レジ 」で思うたこと
ちょっと都会に遊びに行った時、お店のあらゆるものがセルフになっていて驚いた。
自分の家の近くだと、あんまりそういった変化は感じなかったが、都会のような最先端に近いところでは完全無人レジとか、そういうのはしっかり進んでいるんだな。
たぶん、進んでいるところでは、もっともっと進んでいるんだろうな。
しかし、まあ、こう人と接する機会が減っていくと、意外と寂しいものだなぁ。
コロナとかで面接も全部ZOOMだったり、仕事もリモートになったりと、生で人と接する機会がどんどん減っている。
もちろんそれは悪いことではないが、しかしやっぱり「直接人と会う」というのは全く違う感覚だろう。
大学を卒業してから結構経ってしまったが、なんというかオープンに人と接する機会が一気に減った。
確かに、街に出ればいくらでも人はいるんだけど、当たり前だけど、皆んな皆んなこっちを見ているわけではない。
そんな中で、お店に入って画面をピッピッとタッチして済ましてしまうのは、より一層「あぁ、1人だなあ」という感覚に浸らしてくる。
そう思うと意外とレジでの人とのコミュニケーションって、絶妙に良いものだったのかもしれない。
やっぱり知らない人と向き合うのは、無意識にキリっと引き締まるし、なんだろう、レジの人に迷惑をかからないように、その人が上手く処理できるように多少は意識している気がする。
そんなこといちいち本当に考えているのか?と言われれば、そうでもない気がするけど、でも無人レジを使ったことで、そのうっすらとした人との接点の摩擦がなくなった感覚ははっきりとしている。
いずれ、どんどん人との接点が少なくなり、運動不足のように、人と接する感覚が不足し、休日にわざわざ人と接しなければならなくなるのではないだろうか。
いや、知らんけど。