戯れ散歩

”遊び”について、考えていきたい次第。

マグネット、あれこれ

マグネットというのはよくよく考えてみると不思議な物体だ。 パズルのピースがぴったりハマるのも理解できる。 三角コーンをすっぽり重ねられるのも理解できる。 ペットボトルのキャップでしっかり閉められるのも、まぁ理解できる。 しかし、マグネットがぴ…

面白い人より、面白がれる人

人と話したり、遊んだり、会ったりする中で、一番気楽に楽しく付き合えるのは、優しい人とか、共感してくれる人とか、そういう人以上に「面白がってくれる人」だと思う。 別に自分のことを理解してもらえなくてもいいし、なんなら興味を持っていなくてもいい…

リンゴでキャッチボールをすれば、よりリンゴと仲良くできるだろう。

「物事を多角的に見よ」と言われても、困ってしまいます。 なんとなく、多角的に見ないといけないのはわかるし、どういう感じにやればいいのかも想像でいないこともないのですが、やっぱりできないものはできないのである。 机の上にリンゴがあって、「よし…

「逃げる」は「戦う」くらい難しい

時々「逃げてもいいんだよ」というような言葉を見かけるが、よくよく考えてみると「逃げる」って「戦う」と同じくらい難しいんじゃないかと。 まあ、この言葉って、「逃げる」という選択肢もあるんだよと、道はそれだけじゃないんだよと、そういうような言葉…

「面白いものを作りたい」と思えば思うほど、面白くなくなる

「面白いものを作りたい」と思えば思うほど、どんどん面白いものが作れなくなる。 学生の頃、漠然と面白さを追いかけていた時にぶつかった、なんとも奇妙な壁である。 最近ではもはや「面白ものを作りたい」と思わないようにしている。 この言葉というのは、…

「あなたの思うブラック(企業)とはなんですか?」

「あなたの思うブラックとはなんですか?」友人たちとそんな話になった。 いざ、こうしてまじまじと訊かれてしまうとドキッとしてしまう。世の中、なんとなく会社に対してブラックorホワイトと判断をしているが、確かにそこの線引きとはなんなのか、考えてみ…

寝坊の快感

変な話ですが、寝坊した時の感覚というのは最悪であるが、それと同時に実は快感的でもあるように思うのですが、どうでしょうか。 夢のなのか現実なのかの狭間で、「あれ?今何時だっけ」と何気なくその言葉が脳裏を通り過ぎ、その瞬間、あんなに寝起きが悪い…

カラオケの個室、と遊び

一時期カラオケにハマっていた。 微妙な間柄の友達と行くカラオケはむしろ辛いのだが、そんなの気にしない親しき友人と2人でただただ歌いまくるカラオケは最高であった。 元々、いや今もだが、音楽自体にあまり興味がなく、だからカラオケも行きたいなんて思…

「ぼくらはカセキホリダー」から考える、緊張と緩和のデザイン

「ぼくらはカセキホリダー」というゲームをご存知でしょうか。 2つの画面とタッチ操作が斬新であるニンテンドーDSのゲームソフトであり、名前の通り化石を掘り出し、恐竜を復元して戦わすゲームです。 恐竜好きの私にとって、当時とても心惹かれたゲームで…

もし、蚊の羽音がヘリコプターだったら

7月にもなり、もう立派な夏ですね。 夏となると厄介なアイツが現れますね。 そう、蚊です。 今のところ私の周りではあまり見かけないのですが、油断したくないものです。 私はあまり無闇に生き物とか、例えそれが気持ち悪い虫でも殺生したくないタイプなん…

巻いて食べるスパゲティの尊さ

スパゲティってよくよく考えると面白い食べ物ですよね。 あのフォークで「巻いて」食べるという感覚、実に興味深い。 料理や、カトラリーの種類、それによって色々食べ方などあるが、中でも「巻く」というのは他に比べて少し特殊な気がします。 というのも、…

「遊び」と「現実」

私は「遊び」という存在が好きだ。 だから、その「遊び」を学ぶべく、色々な人と話してみたことがある。 その中のとある人が「遊びは大切だ」と豪語していた。 それはとても納得できた。 しかし、あんまりにも豪語している姿を見て、少し違和感を感じた。 確…

遊びにおける「プレイヤー」と「観客」

「遊び」における遊び手の在り方は、大きく分けて2つあると考えている。 1つは「プレイヤー」。 もう1つは「観客」だ。 一般的に「遊び」というと「プレイヤー」という言葉が似合っているが、「観客」だって楽しんでいるのだから「遊び」と言えるのではな…

「宝物」はちゃんとしまっておきましょう

「宝物」というのは持ち歩かず、どこかに隠しておくものだ。それは宝石のような目に見える物体のことだけでなく、心の中に持つような無形のものにも言えるのかもしれない。 私はあまり物とかに執着がなく、そういうもので「宝物」のように大切にしているもの…

自分を卑下しまくる優秀な友人

私はデザイン系の大学に入学した当初、2人の友人ができた。 その中の1人は特に優秀な奴だった。 クラスが違ったので詳しくは知らないのだが、よく課題で制作した作品が選抜として選ばれていた。 当の私は、「面白いものを作りてぇ!」という気持ちだけ先行し…

カメラは向けたくないが、写真は撮りたい

私はあんまり写真が得意じゃない。 虹とか、花火とか、久しぶりの友達とか、そういうの今の時代ってスマホっている便利なものがあるから、そのスマホで皆んなパシャパシャ撮っているけど、あれがどうも得意じゃない。 写真で撮りたくなるくらい素敵なものが…

話すこと、書くこと

私は元々文章を「書く」のは苦手というか、好きではなかった。 ついでに読むのも好きではないというか、嫌いであった。 割と「話す」のは好きだった。 「話す」の良いところは瞬間的にフィードバックが返ってくるところ。 自分の考えたことや思ったことを瞬…

マーキングという遊び

昔、散歩が自分の中でブームになっていた時があった。 しかし、毎日同じ道を歩くのも少し味気なく、色々な道筋を開拓したものです。 そんなある日、何気なく道端にあった石ころを拾い、それを何気なく電柱近くに置きました。 それから数日が経って、また同じ…

「嘘つき」の輝き

なにか変な話だが、「嘘をつく」って結構大事なんじゃないかと思う。 「嘘をつく」というのは、基本的には悪い行為とされる。 私の冷蔵庫の中のプリンを勝手に食べておいて、それを別の誰かがやったと「嘘をつく」。 つかれた方はたまったもんじゃない。 平…

「お面」によって演技させられる

私は学生時代、友人と一緒に映像作品を作ったことがある。 その中で私は演者となり、「お面」を被りって演技することになった。 お手製のお面だったので、作りはとてもちゃちく、被り心地も最悪で、視野もピンホールカメラのように点が2つなもんで、歩くの…

「面白そう」と「面白い」

「面白い」と「面白そう」は違う。 両者はかなり密接に絡んでいるが、やっぱり違う。 基本的に「面白そう」が先に来て、その後に「面白い」もしくは「面白くない」がくる。 「あ〜、面白そうだなぁ」と思いつつ、結局やらないで終わる時もある。 また、やっ…

扇風機はいいぞ

今日、扇風機をもらった。 別に私の部屋にはエアコンはあるが、どうも部屋が狭いせいなのか、全然適温にならない。 まったく効いてないか、めちゃくちゃ寒くなるか。 極端。 どうにかエアコンのリモコンの設定を微調整して、いい感じの空間になるよう努めた…

「ものづくり」が下手

大学では「ものづくり」を学んできた。 しかし、当時の私はまったくもって「ものづくり」ができなかった。 それは技術的な問題でも、金銭的な問題でもない。 ただ「成功させよう」と思っていたからではないかと思う。 「成功」とは何か。 人に評価される作品…

「 無人レジ 」で思うたこと

ちょっと都会に遊びに行った時、お店のあらゆるものがセルフになっていて驚いた。自分の家の近くだと、あんまりそういった変化は感じなかったが、都会のような最先端に近いところでは完全無人レジとか、そういうのはしっかり進んでいるんだな。 たぶん、進ん…

不登校の子とゲームする

最近、小学生の子と遊ぶことがある。 始まりは親に遊んでやってくれないかと頼まれたことから。 その子は親の友達の子供で、何を隠そうとも不登校だそうだ。 不登校の詳細は知らないが、とりあえず彼はゲームが好きで、私もゲームが好きだということで、うま…

星座の形をした机

机とは、基本的に四角い形をしている。 机に求められているのは機能性。 人にとって都合の良い高さに平面を置き、そこに物を置く。 そうして、そこでご飯を食べたり、仕事をしたり、色々なことをする。 それら目的における脇役が机である。 だからこそ、扱い…

砂場、あれこれ

公園の遊具の中の一つである「砂場」。 よくよく考えてみると、こいつだけ他の遊具と違っておかしい気がする。 だって、ただ砂が置いてあるだけですよ?ブランコとか、シーソーとか、鉄棒とか、そこらへんの遊具たちはちゃんと作られた感じありますけど、砂…

電車内の人間観察

今日は久々に電車に乗った。 帰り道、色々あって疲れ果て、スマホも覗く気にもなれず、ボケーっと電車内の人々を眺めていた。 電車内の人々は、各々何かしらしているというか、ほとんどの人がスマホをいじっいて周りを気にしていないので観察がしやすい。 じ…

おちょこの形

最近、親がコップとか食器を祖父からもらってきていた。 その中におちょこがあった。 おちょこにも種類があるんですね。 その中で恐らく馬上杯、なんか下の部分が長いやつ。 せっかくなのでそれで、以前友達に買ってもらって封印してある日本酒を飲むことに…

「ちびロボ!」というゲームについて、あれこれ

「ちびロボ!」というゲームをご存知でしょうか。 「ちびロボ!」はCMが印象的でした。 CMでは、小学校での音楽の授業でも歌う「グリーングリーン」が流れていました。 爽やかで、何かワクワクするような、それでいてちょっぴり寂しいような、懐かしいような…